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プラムやアメリカンチェリーのような甘酸っぱさとメイプルシロップのような奥行のある甘さ。ブラックティーのようなアフターテイスト
今回はケニア中央部のニエリ地区にあるニエリ・ヒル農園から。 ニエリ・ヒル農園は、1904年に創業されケニアでも歴史が長くアベルダレ山麗にある大規模農園として知られています。 周辺に住む小規模農家が近くの水洗工場へ持ち込みその水洗工場名でロットが作られるのに対し、ニエリ・ヒル農園はケニアでは数少ない単一農園の一つです。 全ての工程において品質管理が徹底にコントロールされ、コーヒーの生産のためのインフラがしっかりと整備されています。 ニエリ地域は地理的にも恵まれた環境下にあり、その標高の高さと冷涼な気候・肥沃な土地に恵まれていることから、ケニアの他地域よりも果実味溢れる味わいが特徴です。 チャニア川とムリンガト川の2つの河川に挟まれた場所に位置し、クリーンな水洗式コーヒーには欠かせない水源の豊かさも魅力的。 標高も1800〜2200mとケニアの中でも高い場所にあり、昼夜の寒暖差(7〜28℃)がチェリーをゆっくり成熟させることにより甘みの詰まったチェリーが作られ、日本市場でも人気を博しています。 今回のロットはプラムやアメリカンチェリーのよう甘酸っぱさとメイプルシロップのような奥行のある甘さ。ブラックティーのようなアフターテイストがあります。 温度が下がるとピーチのようなフレーバーが顔を出し、日ごとに甘さが増す味わいの変化もお楽しみいただけます。 雑味が無くクリアでありながらしっかりとした果実味があり、後味には甘い余韻が長く続く満足感のある一杯です。