フレッシュブルーベリーを思わせる果実フレーバー、ドライいちじくのような濃縮感、複雑でワイニーなアロマ、ほのかに感じるスパイス
エチオピア イルガチェフェ バンコ ゴティティエリアからニュークロップのリリースです。イルガチェフェ近郊のゲデオゾーンにあるこの集落はエチオピアでも最高品質のチェリーを生産することで知られています。標高も2000〜2200mと非常に高く、糖度が十分でエキゾチックかつフルーティーなコーヒーが育まれます。2018年からスタートした意欲的な生産者メクリア・メルジア氏が運営するWete Ambela Coffee(ウェテアンベラコーヒー)のステーションで精製されたチェリーは、雑味がなく、非常にクリーン。そこにナチュラル精製のフレーバーが重なることで、唯一無二の味わいが作り出されます。生のブルーベリーのようなフレッシュな果実感。ドライいちじくを思わせる濃縮された甘み、ワイニーで複雑なアロマ、ほのかに感じるスパイスなどなど。フルーティーで複雑なコーヒーがお好きな方ならまず間違いないコーヒーです。ぜひお試しください。
※ナチュラルとは、コーヒーの精製方法のこと。コーヒーチェリーと呼ばれるさくらんぼの様な状態から、コーヒー豆(種子)を取り出す工程を精製と言います。近年主流であるウォッシュトは、果肉を機械で除去し発酵槽に漬け、また水洗いしてコーヒー豆の状態にする精製方法。豆本来のキャラクターがクリーンに出るのが特徴です。対してナチュラルは果肉のまま天日干しにして、果肉を除去するやり方。乾燥の過程で果肉のフレーバーが豆に移り、独特の果実味と甘さ、洋酒のような風味が感じられます。
【Roast Level】
ミディアムロースト
浅い ★★★★★★★ 深い
【Flavor】
コク ★★★★
甘み ★★★★★
酸味 ★★★★★
苦味 ★
香り ★★★★★
【Cupping Comment】
フレッシュブルーベリー、ドライフィグ、レッドワイン、クローブ
【Beans Data】
生産者:ゴティティエリア周辺の小農家
地 域:南部諸民族州ゲデオゾーン ゲデブウォレダ バンコゴティティ地区
品 種:在来品種
精 製:ナチュラル